カード詳細検索


「最強」、堕つ。

 

決勝ラウンド1回戦で、前回「最強位」のゆーせいが敗北。

これにより「最強位」の座は一瞬だけ空位となる。

残る4名による「最強位」の座をかけた戦いは、いよいよ混迷の様相を呈してきた。

 

 

カバレージマッチ、片翼に座るのは使い慣れた【影霊衣】と共にこの準決勝に臨むおかやん。

実はおかやん、この「中央線最強位決定戦」という場においては苦い雪辱があった。

 

前の権利書

 

前回の第1回「中央線最強位決定戦」、持ち前のポテンシャルの高さを発揮し【征竜】を携えて決勝まで勝ち進んできたおかやん。

しかしながらそこに待ち構えていたラスボスこそが元「最強位」、【魔導】を駆るゆーせい。

結果この決勝でおかやんは敗北、栄誉ある(?)初代「最強位」の座をゆーせいに明け渡すという辛酸を舐めていたのだ。

 

今回も危なげなく決勝ラウンドまで進み、1回戦もきっちり勝利したおかやん。

優勝候補のゆーせいは既に没し、その心持ちはさぞ軽くなったであろう。(直接リベンジできないのを残念がってるかもしれないが)

だがまだ2つ、絶対に負けられない戦いを残しているのだ。

しかしながら、前回のポスト「最強位」であるおかやんが最も「最強位」に近いことを疑う者がこの場にいるのだろうか?

 

 

 

いや、待って欲しい。

 

予選ラウンドただ一人の4-0での全勝通過、そして決勝ラウンド1回戦もあっさりと勝利。

ここまで無敗、現時点の成績を見れば参加者の中で「最強」の男。

この男こそが今最もその座に近いのではないか?

 

 

それがこのカバレージマッチのもう一人の主役、神速だ。

 

準決勝に進めた4名のうち、神速以外のデッキは皆【影霊衣】。

そんな中で、今回神速が絶大な信頼を置いて持ち込んでいるデッキは【クリフォート】だ。

別段異色のデッキ選択というわけでもない、環境分布から見れば順当…

 

と言いたいところなのだが、何やら会場内では神速のデッキに対して妙な評判を聞く。

 

例えば、神速と仲の良いあるプレイヤーの証言では

「あれ、かなりにわか度高いクリフォートですよ。なんであのデッキ使ってるんだあいつ」

と、若干囃し立てるような評判。

 

と思いきや、予選ラウンドで負けているゆーせいの証言は

「あんな動きするクリフォート初めて見た…全然勝てる気しなかった…」

と、畏怖すら感じさせるようなもの。

 

一体全体何が起きているのか。

圧倒的な勢いは感じられるが、ただの運なのか?それとも完全な構築勝ちなのか?

 

真相はこれからの戦いで明らかになるのだろうが、「ここまで無敗」という事実は何よりも神速の強さを雄弁に語る。

どんな斬新な戦術がこの準決勝の場で見れるのだろうか?

 

 

 

「最強位」に対して、誰よりもリベンジに燃える男 vs 今この会場で「最強」に最も近い男。

 

 

戦いの火蓋が、今切って落とされる。

 

 

 

«Game 1»

 

ダイスに勝利したおかやんは先攻を選択。

 

《センジュ・ゴッド》→《ユニコールの影霊衣》のサーチから《影霊衣の万華鏡》での展開と、お手本のような動きからゲームが始まる。

《虹光の宣告者》により《ブリューナクの影霊衣》を手に入れたおかやんは即座に2枚目のユニコールに変換。

さらに場の2体で《外神ナイアルラ》を作り、墓地の虹光を素材に変換と淀みなく動いてターンを返す。

 

相手のデッキはお互いにわかっていることもあり、開始からアドバンテージの確保に注力していくおかやん。

このまま手数と展開力の差で早期決着を目指していく構えだろう。

 

 

これに対して神速の初動はデッキの核と言える《クリフォート・ツール》の発動から。

《クリフォート・アーカイブ》をサーチしてそのまま召喚、《機殻の生贄》を装備、1枚カードをセットして終了。

デッキ的に考えれば悪いスタートではないのだが、おかやんのロケットスタートと比較するとベストではない。

思わず神速からも「きついなぁ」という言葉が漏れる。

 

 

この機を逃さないおかやん、返しで攻撃的に動いていく。

 

ナイアルラで虹光を墓地に落とし、効果で《ヴァルキュルスの影霊衣》をサーチ。

さらに追加で召喚した《マンジュ・ゴッド》の効果も通り、これで再び万華鏡を手札に。

この万華鏡で虹光…ではなく《極戦機王ヴァルバロイド》を落として、ヴァルキュルスとユニコールを両方展開。

そしてマンジュとユニコールで出すのは、【クリフォート】にとっては天敵とも言える《No.103 神葬零嬢ラグナ・ゼロ》!

 

ラグナゼロ

 

これで装備付きのアーカイブを破壊できる上、今後のクリフォートの展開に対しても完全回答レベルの制圧が見込める。

そのままメインフェイズを終了してバトルフェイズに、《エフェクト・ヴェーラー》をケアしての起動!

これで手札の差も含めて俄然勝勢!

 

 

…とはならなかった。

神速のセットからめくられたのは《デモンズ・チェーン》で、そうは簡単にゲームは終わらせない。

仕方なくおかやんはヴァルキュルスで戦闘破壊できないアーカイブを殴るのみ。

メイン2でナイアルラと手札の《影霊衣の舞姫》をドローしてデッキを掘り進めるが、手札が多い割には展開ができない。

カードを1枚伏せてターンを終了と、若干の不満の残るターンとなってしまった。

 

 

 

今思えば、このターンの攻防の結末こそが勝敗の分かれ目だった。

 

盤面のカードが全て残ってターンの返ってきた神速、あのゆーせいに恐怖を植えつけたデッキの爆発力を今度はおかやん相手に魅せつけていくことになる。

 

 

まずはツールの発動から。

おかやんの伏せから《相乗り》が放たれるものの、既にゲームプランは決まっているらしく、構わず《クリフォート・ディスク》をサーチ。

そのままディスクを召喚、ディスク・生贄・アーカイブ(対象:ラグナゼロ)をチェーンに積み上げていく。

ここに対してもおかやんは《増殖するG》を併せ、生贄での相乗り分も含め2ドローするものの結局神速の行動を止めることはできていない。

神速はデッキから《クリフォート・アセンブラ》と《クリフォート・ゲノム》を出し、さらに生贄で2枚目のアセンブラを加える。

 

ここまではおかやんも想定内だろう。

盤面は2800・1800・1800に対して2900打点のヴァルキュルス。

ペンデュラム召喚が絡んでも基本大したことはないはず。

相手の手札もそこまであるわけではないし、次のターンに盤面を処理しきってしまえば、返す神速の行動もさほど脅威ではないだろう。

そこまで考えていたのかは筆者の推測に過ぎないのだが。

 

神速は《機殻の要塞》を発動。

そしておもむろに場の3体のクリフォートをエクストラに投げ捨て、

 

 

クリフォトの樹

 

顕現するのはクリフォトの樹の頂点に位置する「プレイヤー殺し」。

 

アポクリフォートキラー

 

アポクリフォート・キラー》。

 

非常に強力な耐性と制圧力を持ったこのカード。

通常の【クリフォート】では安定性の低さから採用を見送られるこのカードを、神速は搭載してここまで勝ち進んできたのだ。

 

あまり見る機会のないカードだけに、思わずテキストを再確認するおかやん。

「まじかよ」と声が漏れるが、神速は無情に徹しキラーの効果を使用。

おかやんの手札から《クラウソラスの影霊衣》が消えていく。

 

さらに神速はアセンブラをペンデュラムゾーンに設置し、ペンデュラム召喚して一挙4体のクリフォートを展開!

Gのドローなど構わず、このターン一挙におかやんのライフを攻める。

キラーのヴァルキュルスへの攻撃は手札のヴァルキュルスも使えない、万事休すかおかやん!

…と思われたがここは冷静に《グングニールの影霊衣》でヴァルキュルスを守り、なんとか致命傷は免れる。

 

そしてようやくエンドフェイズに入り、おかやんにとっては悪夢の1ターンが終わりを迎える。

キラーこそ早急な対処が迫れるが、計4ドローしているおかやんの手札はそこそこ潤沢。

神速の手札はもう残り僅か、返しのターンできっちり返せば…

 

 

神速「エンドに《クリフォート・アセンブラ》の効果で4枚ドローします!」

 

おかやん「え?」

 

あせんぶら

 

これにはおかやんもアセンブラを思わず二度見。

通常なら1回の通常召喚で1ドローが関の山にな地味なドロー効果だが、要塞+キラーで2回行動しているのでドロー量がとんでもないことになっている。

結果的に枯渇していた手札は瞬く間に潤沢に。

おかやんのゲームプランに暗雲が漂い始める。

 

 

とにもかくにも、キラーを処理しないと何も始まらない。

《儀式の準備》でユニコールと墓地の万華鏡を回収してそのままそのセットで展開。

虹光で《ディサイシブの影霊衣》をサーチ。実は【影霊衣】、このカードであっさりとキラー処理できちゃう。セコい。

 

さらにクラウソラスから《影霊衣の降魔鏡》、そしてそのまま使用して《トリシューラの影霊衣》!

しかし神速の手札はアセンブラのドローにより大量。

ここから有効札を射抜くのは容易ではない。

除外するのは場のツール、そして手札から抜けたのは…

 

 

 

つーる

 

2枚目のツール!

絶望的状況と言えたおかやんに僅かながら光が差し込む。

これで後続とペンデュラム召喚を封じれる可能性が見えてきた!

 

そのままディサイシブを使ってキラーを突破、トリシューラでこちらのヴァルキュルス突破の障害となりそうなアーカイブを処理。

ユニコールの効果で相手の場のクリフォートは全て打点が回復しているものの、ヴァルキュルスの2900は突破できていない。

2枚の伏せカードをセットして防御を固め、手札のない劣勢ではあるが細い勝ち筋に賭ける。

 

 

 

…のだが、返しの神速から無情の《召喚師のスキル》が。

3枚目のツールが出てきて場がまた元通り。

そこから《クリフォート・エイリアス》をサーチし、ゲノムを生贄にしたエイリアスが登場。

ゲノムでおかやんの《月の書》がチェーンできず破壊されていき、エイリアス効果でまたツールを回収して再利用と、もはや神速のフィールド。

 

 

えいりあす

 

そして再びのペンデュラム召喚。

再び神速の場には5体のクリフォート。

そこから《サイクロン》で最後の伏せを破壊、これは《皆既日蝕の書》でひとまず撃ってみるものの、焼け石に水。

元から出ていたディスクが反転、要塞からの追加召喚効果でアーカイブが追加され、結局おかやんのリソースは裏のユニコールのみに。

 

しかもエンドフェイズにはアセンブラの効果で3枚ドロー。

更に皆既の効果でさらに3ドローで、クリフォートが手札調整を行うという珍事態が発生してしまうほど、両者の貧富の格差がはっきりする。

 

 

一応トップのブリューナクからヴァルキュルスを加え、1ターン粘ってみたおかやんだったが。

 

くりふぉぐっちゃぐっちゃ

 

結局次のターン以降も好き放題されてしまい、最後はクリフォート5体の総攻撃に屈してしまった。

 

 

 

あせんぶら

 

恐るべし、《クリフォート・アセンブラ》。

 

1戦目のドローの回転力は、全盛期の【征竜】の《超再生能力》を彷彿とさせるレベルであった。

 

超再生

 

おかやん「最初アセンブラの効果見た時、『これ超再生じゃん(笑)』って思ってたんだよね」

 

おかやん「でも今認識変わったわ。今の感想は「これ超再生じゃん…」だわ…そのデッキ完成度高すぎじゃない…?」

 

と、ややトラウマ模様のおかやん。

 

 

結局のところ、神速の【クリフォート】、何が普通と違うのかと言うと

 

●《クリフォート・アセンブラ》の大量ドロ―に重きを置き、早期の《アポクリフォート・キラー》擁立を目指しに行く

●序盤のターン稼ぎ含め、相手への妨害はアセンブラのドローと相性のいい大量の手札誘発を採用

●《大嵐》が致命的なデッキの性質を踏まえ、罠は最小限。《虚無空間》なども採用しない。むしろアセンブラのドローが決まれば痛くない

 

というものであった。

たしかに非常に理に叶った構築で、今の試合はまさに理想的な展開と言えよう。

 

 

やはり、勢いが違うのか。

これが今最も「最強」に近い男、神速の底力なのか。

 

 

 

あまりにも中身の濃い1本目だったが。

忘れてはならない。

 

 

 

遊戯王は、2本先取のゲームだということを。

 

 

 

«Game 2»

 

ETが近いこと・対処札の引きやすさを考慮してか、今度は後攻をとるおかやん。

 

さっさと盤面を固めたい神速。

 

…だが、手札に《クリフォート・ツール》はない。

 

仕方なく《クリフォート・ゲノム》召喚、《機殻の生贄》装備、1伏せとやや不安の残る盤面でターンを返す。

 

 

対しておかやん、まずは《サイクロン》でセットを狙う。

悲しげな表情で《聖なるバリア-ミラーフォース》を墓地に置く神速。

 

そこから

 

《センジュ・ゴッド》→《ユニコールの影霊衣》

《クラウソラスの影霊衣》→《影霊衣の万華鏡》

万華鏡発動→ユニコール→《虹光の宣告者》で《ブリューナクの影霊衣》→《ヴァルキュルスの影霊衣》

《影霊衣の降魔鏡》→《トリシューラの影霊衣》、場の生贄と手札の《クリフォート・ディスク》が射抜かれる

 

と流れるような動きで、神速の手札と場が壊滅。

 

とりしゅ

 

返しのドローを見て力なくデッキを畳む、1本目と比べるとあまりにもあっけない幕切れであった。

 

 

 

そしてここで時間切れで3本目はEDとなることが確定。

勝負の行方は先攻/後攻の選択も含め、完全に振り出しに戻ってしまった。

 

 

…のだが、はっきり言ってしまえば、この時点で両者には決定的な優劣の差がある。

それは、この2つのデッキのEDの強弱に起因する。

 

つーる

 

まず【クリフォート】、ネックとなるのはとにもかくにも核である《クリフォート・ツール》。

デッキを回転させるためには必要不可欠だが、その代償とされる800のLPがあまりにも痛い。

そのまま相手に防御を固められてしまえば、結局800の差で負けてしまうリスクが伴う。

 

しかも【クリフォート】は序盤から大量に展開してライフをとれるデッキではない。

ある程度ターンを稼いでエクストラデッキのクリフォートを貯めたり、ツールを複数回使わないと手数の増加には繋がらない。

自分のターンが実質2ターンしかないEDは圧倒的に不利と言える。

 

 

一方の【影霊衣】だが、こちらは対照的にEDに有利な要素が盛り沢山だ。

ヴァルキュルス

まずは環境の癌と言っても差し支えない、《ヴァルキュルスの影霊衣》の存在。

この強化版《速攻のかかし》とでも言える存在により、戦闘でこのデッキにダメージを入れるのは困難を極める。

それが各種サーチカードによってほぼ確実に手に入るのだから、この時点で圧倒的に有利なのは間違いない。

 

ガガガガンマン

それに拍車をかけるのが、ランク4エクシーズモンスターが展開できること――つまり《ガガガガンマン》だ。

先攻において最も強力なパターンが《~・ゴッド》+《ユニコールの影霊衣》+《影霊衣の万華鏡》による擁立で、《虹光の宣告者》で自動的にヴァルキュルスが手に入る悪魔の布陣となる。

 

それでなくても、多種多様なサーチカードで安定した初動が見込めるのでまず手数で困ることはなく。

《トリシューラの影霊衣》で盤面解決能力もそこそこあり。

先攻の展開パターンとして《儀式魔人リリーサー》を絡めた封殺パターンもあり。

 

なんかもう呆れるほどEDに強い。

現在の環境で突出した勝率を誇る一因はこの点にあると言っても過言ではないだろう。

なお、ETEDがあまりにも頻発しやすいため、この大会の進行が実は遅れていることは秘密だ

 

 

 

神速にとっては圧倒的逆境。

 

逆におかやんとしてはなんとか自分の土俵まで持ってくることができた、ある意味予定調和的な展開と言えるか。

 

 

 

「キラー頼む!」と祈る神速の願いが通じたのか、運命のダイスロールは引き分けを2回挟み、神速の勝利。

 

 

しかし、ここでどちらをとるかの判断が非常に難しい。

 

 

相手のカード枚数を減らした上で、攻撃機会が2回ある後攻なのか?

 

相手の制圧プランを嫌って、先に行動ができる先攻なのか?

 

 

 

頭を抱えて悩む神速。

 

じっと待つおかやん。

 

 

 

そして、神速の決断は。

 

 

 

 

「先攻で!」

 

 

 

 

«Game 3»

 

 

勝負師の顔をして、初手の5枚の手札を確認する神速。

 

 

だが、この大一番でデッキは応えてくれないのか、芳しくない模様なのが表情の変化から伺える。

 

 

次第に鬼のような形相に変化していったように(筆者には)見えたが、手札まで変わるわけではなく。

 

 

最終的にふーっと一息ついて、

 

《クリフォート・アーカイブ》召喚。

《王家の眠る谷-ネクロバレー》を発動。

 

「エンド!」

 

 

罠は何も張れないが。やるべき最低限のことはやった。

 

ネクロバレーは《影霊衣の降魔鏡》と《トリシューラの影霊衣》のケアぐらいにしかならないが。

 

《ユニコールの影霊衣》ぐらいしか出せないような手札なら。攻撃力が2400に戻ってまだ勝機がありうる。

 

祈る神速。

 

 

 

…が、現実は非情である。

 

 

おかやんは《マンジュ・ゴッド》召喚から《ブリューナクの影霊衣》→《影霊衣の術士 シュリット》を加えると。

 

《大嵐》が放たれ、唯一の抑止力だったネクロバレーは破壊され。

 

《影霊衣の降魔鏡》から現れる《トリシューラの影霊衣》。

 

とりしゅ

 

妨害はなく、神速の場も手札も消えていく。まるで2戦目のデジャヴ。

 

マンジュとトリシュが攻撃して、決定的な4100の差がつく。

 

 

手札を削られている中、クリフォートでこの差を返すのは到底不可能で。

 

 

神速は「負けました」と悔しそうに呟くと、力なく机に崩れ落ちたのであった。

 

 

 

おかやん 2 - 1 神速

 

 

 

神速「《サイクロン》とか《儀式魔人リリーサー》絡みの先置き考えたら、先攻のほうが良かったと思ったんですけど…完敗ですね」

 

おかやん「1本目ボロボロでほんと危なかったけど、勝てて本当にラッキーだったよ。デッキの完成度はあっちのほうが上だったし」

 

と、勝負が終わったあとも両者を讃え合う二人。

 

幕切れは本当に一瞬だったが、精神的な戦いではお互いに心を擦り減らしながらの戦いだったのではないだろうか。

 

 

 

「ありがとうございました」

 

感想戦が一段落した後、神速から自然と手が差し出された。

 

 

特筆して書いてはいなかったが、神速は対戦中も非情に紳士的にプレイを進めていた。

 

負けた今、内心はとても悔しいだろうに。

 

ここで手を差し出せるのは、神速が本当に素晴らしいプレイヤーであることの証だろう。

 

 

それに対して、おかやんはもちろん満面の笑みで握手に応じる。

 

勝者と敗者の差はできたにしろ、お互いに満足気な表情でとても美しく堅い握手を交わした二人。

 

 

 

握手

 

この素晴らしい対戦を最後まで見れて、また記録に残すことができて、一遊戯王プレイヤーとしてこれほどの喜びはない。

 

長くなってしまったが、これを最後まで読んでくださった皆様も、心の中で二人に拍手を送っていただければ幸いだ。

 

 

 

おかやん、取り逃した栄冠まで、あと1つ!

 


icon

遊vic中野店

カード・ゲート様と合同で「中央線最強位決定戦」を運営しています。 @uvic_Yugi



「第2回中央戦最強位決定戦」カバレージ一覧

2014年12月8日(月) 22時00分カバレージ決勝 おかやん(影霊衣)vs純情カレン(影霊衣)
2014年12月8日(月) 21時00分カバレージ準決勝 おかやん(影霊衣)vs神速(クリフォート)
2014年12月7日(日) 20時30分トピックトップ8プロフィール
2014年12月7日(日) 20時03分トピック全体/ベスト8デッキ分布と傾向
2014年12月7日(日) 17時48分カバレージRound2 雨丸(影霊衣)vs純情カレン(影霊衣)
2014年12月7日(日) 13時27分コラム開始直前!注目の選手は?
2014年12月7日(日) 10時51分トピック主催者インタビュー/「中央線最強位決定戦」とは?

会員メニュー